令和 ６年１０月
〔その１１５６〕 ■気になる前髪
これまで、私は、男女問わずヘアースタイルなどあまり気にしなかった。自分の頭もごくシンプルに、短く刈り上げるだけ、白髪頭にそれ以上の体裁は必要ない。ところが最近、テレビを見ていて、眉毛の下まで髪をたらしたり、瞼に髪がかかっている人をずいぶん見る。さらに片目そっくり髪がかぶさっている人すらいる。そんな髪で見ずらくないかと思ったり、なんだかうっとおしく思えてならない。そんな髪型も本人は良かれと思ってやっているのだからとやかくは言えない。兎に角眉毛の下まである前髪は、気になってしょうがない。
〔その１１５７〕 ■国旗を焼く行為
以下のことは以前どこかで行ったことがあると思うが、あえてまた言いたい。テレビで、他国の不満に対して、国旗を焼いて不満を表すことをやる国民を放映することを見受けることがある。この行為は日本はもちろん、欧米の国々もあまり見受けない。どちらかといえば中東諸国の人たちに多いように思える。よほど国旗を焼く国が憎たらしいかは想像は着くが、私は、国旗を焼く行為はあまり感心しない。その焼いている国の人々は、自分で自国の品位を貶めているとしか思えない。それ以上何も私には伝わらない。
〔その１１５８〕 ■アラスカはいくらで買ったか
米国がロシアから買ったアラスカは、ー日本の領土の約４倍の面積を持つアラスカは、１８６７年にロシアからわずか７２０万ドル（日本円１１０円換算で７億９千２百万円）だった。当時の米国国務長官ウィリアム・ヘンリー・シュワードは熱心に取り組んだが、「シュワードの愚行」とまで言われた。ーとある本に記されていた。ちまちまとウクライナの領土を狙うのに窮しているロシアは、１５０年前こんな大損をしている。今更契約キャンセルとも言えないだろうし、もしそんなことを言ったら世界の笑いものだ。
〔その１１５９〕 ■北方領土は還らない
１５０年前、アラスカを二束三文でアメリカに売ってしまったロシアは、その後それに懲りたか、特に近年あちこちに戦争を仕掛けて自国領土を広げようとしている。あれだけたくさんの土地を持っているのに、まだ欲望ははやまない。そう考えると、安倍元首相が１００数十回のプーチン会談をしたが、どうやら返すふりだけしていたようにしか思えない。考えてみれば、特に国後島など北海道ののど元にあるため、こんな場所をそう簡単に手放すはずもない。元島民には申し上げにくいが、当面変換は期待薄と思うしかない。
〔その１１６０〕 ■９人の総裁選を見て
先月２７日の自民党の総裁選を見て、つくづくアメリカの大統領選挙とはちがう思った。アメリカでは２大政党がそれぞれ候補者と出し１対１での大統領選挙っである。私は、そのシステムが気になったのではなく、候補者の言葉の使い方が日本とまるで違う。アメリカの候補者は相手を貶めようと徹底的に誹謗中傷する。私には、誹謗中傷がその人の品位を貶めているようにしか見えない。一方日本の９人の候補者は、自画自賛はするが個人攻撃的誹謗中傷はほとんどない。自分が選挙に勝てば何でもありは品がなさすぎ。
