令和 ２年１０月
〔その１０１１〕 ■嘱託殺人
最近、難病、ＡＬＳを患う女性を本人の依頼で殺害したとして医師２名が逮捕された。うち１名の医師は医師免許不正取得の問題ありという。これから裁判があって実態が明らかになると、医師の倫理問題が問われるであろう。それはさておき、私は、自分の命を自分で裁可して殺害してもらうのはアリではないかと思う。人間、生きる権利があると同様に死ぬ権利もあるはず。その時安楽死は一番いい方法だと思う。なんでも生かせは残酷だ。
〔その１０１２〕 ■夢の中で
突然、ガツンと左足ふくらはぎにつぶされたような強烈な痛みが走った。それで後ろを振り向いたら、グレーの人間ほどの、小型な胸に赤い帯のある鉄人２８号のようなロボットが立っていた。どうやらこいつが私のふくらはぎをそのアームでつぶしたらしい。そして次の瞬間あまりの痛さで我に返った。それはふくらはぎがつってその痛みでそんな夢を見、そして目が覚めたということだった。夢もいろいろ見るが、そんな夢はついぞ見た覚えがない。
〔その１０１３〕 ■ニンニクは天敵
どうしてもニンニクが好きになれない。私にとってニンニクは天敵である。ところが、ニンニク好きには、何でもかんでもニンニク入りがうまいらしい。私はスーパーで食品を買うときは、完成品ならまずニンニクが入っているかどうかを鼻で確かめ、次に使用されている材料の内容にニンニクが使用されているかどうか確認してからでなければ買わない。ただし、中華料理のニンニクの芽の料理はいつからか食べるようになった。我ながら不思議。
〔その１０１４〕 ■メガネ１
どこかでつぶやいたことがあると思うが、また愚痴を言う。私は、中学生のころから近視で、かれこれ６５年ほどメガネのお世話になっている。それなのにいつもいつもメガネがなかったらどれほどいいかと思ってしまう。だいいち経費が掛かる。平均すれば５年に一度は買い替えている。夏暑いときには、汗をかくから何度も何度も取り外して顔を拭く。そしてレンズの汚れも拭くから数えてみれば１日３０回ではきかない。メガネは不便極まりない。
〔その１０１５〕 ■メガネ２
そんなにメガネが嫌いならコンタクトにすればと言われるかもしれないが、なかなかそう簡単にはいかない。長いことメガネで つくってきた顔を、もしメガネをはずせばまるで違う人間になったような感じがするから、その勇気がない。言い換えればメガネがなければ、人前に出られないということになる。そんなわけだから、伊達に色の濃いサングラスをして気分転換などを図る人の気が知れない。なんやかんや言ったが、やはりメガネはいらない。
