池上彰著「世界を動かす巨人たち《政治家偏》」を読んで、ビックリ！タマゲタ！オドロイタ！。以下にその一部を掲載するのでお読みいただきたい。

　ー中国共産党は二〇一三年、一部の大学に対して、「七不講」と呼ばれる「議論してはいけない七つのテーマ」を指示しました。大学で何を教え、何を教えてはいけないかを指示する。これも共産党の権力なのです。

　１　人類の普遍的価値
　２　報道の自由
　３　公民社会
　４　公民の権利
　５　党の歴史的錯誤
　６　特権資産階級
　７　司法の独立

　人類の普遍的価値については議論してはいけない。報道の自由については語るな。公民の権利（国民の権利）を考えてはいけない。司法の独立などありえない。
　これが今の中国なのです。―

　とまあ驚くことばかり。
　中国人民１３億人、中国共産党員８０００万人。これでは中国人民がかわいそうだなとつくづく思った。
　中国という国はというより、習近平主席、中国共産党の考え方は、まさに独裁者の考え方だということがよく分かった。

（完）
平成３１年　２月　１日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　DOKKOU著