第3回　千葉県保田海岸と海鮮料理　　　旅行日　令和　４年　２月　９日　天候　晴れ

　昨年あたりからパソコンの調子がよくなかった。そろそろ買い替え時期となってやむなく買い替えを決断、機種を物色した。たまたま息子が電機会社に勤務しており、その会社のパソコンを買えば市販より安く買えるという。私はあまり機種などにこだわりがないので、それでは任せるからと、買い換えたパソコンの立ち上げまで一切息子にやらせた。ということでだいぶ息子に世話をかけたので、それでは値引きの内から１回食事をおごろうということになった。

　何を食うかという話になり、前から一度行ってみたいと思っていた千葉県保田海岸にある「ばんや」に、海鮮料理を食そうということになった。　
　この「ばんや」は東京湾沿い保田海岸の漁協直営ということで人気があり、ネットで調べれば土日は相当混むという。平日それも昼時間を少し外したタイミングならばあまり待たされることもなかろうということで、そんな計画で日帰り旅に出ることにした。

　 出発当日息子が余っている休暇から半休を取り、私が息子の勤め先の横浜みなとみらい地区まで車で迎えに行って、１３時に息子の会社から首都高に乗った。
　首都高、東京湾アクアライン、館山自動車道とまったく一般道を使わず保田海岸まで１時間半走って漁協直営食堂「ばんや」（写真）についた。

　店に入ると正面に、「今日のおすすめ」（写真）などの料理がずらりと紹介されいて、うまい魚が食べられるという雰囲気が醸し出されている。
　店内（写真）は相当広い。幸い客の入りは店内半分ほど、すぐに席に着くことができた。
　商品の注文はメニューを見て、自分で好きなものを注文書に書き込む方式。あらかじめネットで調べておいたので、すぐに食べたいものは決まった。

　私は「カサゴのから揚げとあら汁セット＝１７５０円」（写真）と、私は運転しないから「生ビル（中）
＝５５０円」、息子は「イカかき揚げ丼＝９５０円」と「あら汁＝３５０円」（写真）、その他「刺身６点盛＝１５００円」（写真）とお土産の「ばんや寿司＝１２００円」（写真）など。
　残念だったのはサザエのつぼ焼きが品切れだったこと。
　
　注文したものはさほど待たないで運ばれてきた。
　予想通り、息子の「イカかき揚げ丼」は山盛りのかき揚げが乗っていた。かき揚げを１枚もらって食べたがこれはうまい。反対にカサゴも半身息子にあげた。カサゴはよく揚っていて、大きな骨以外は背びれも尻尾もぱりぱり食べられる。刺身は適当に取り合って食べた。刺身の切り身が大きい。刺身を食べた！という満足感が口に広がる。またあら汁もおいしかった。二人とも夢中で食べたという感じであった。

　
　時々むしょうに魚が食べたくなる時があるが、そんな時にはこの店はもってこいだ。
　店を出た脇に、「保田漁協直営売店」（写真）あるのでちょっと寄った。
　品ぞろえは大したことはないが、それでも「太刀魚の干物」「アジ干物」「カタクチイワシ干物」などを買い求めた。

　１５時１５分に店を出て、せっかくここまで来たのだからと、近くにある「鋸山の日本寺」へ行って有名な大仏とか五百羅漢でも見ようと車を日本寺まで走らせたが、寺入口で今日の拝観は終わったと、残念ながら中へ入ることはできなかった。
　それからもと来た道を横浜まで、帰宅したときはもう夕暮れだった。
　　

（完）

令和　４年　３月　１日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　DOKKOU著